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芝生に穴を開けるエアレーションで、土壌の通気性や水はけを改善しましょう。<やりすぎ注意>

この記事の概要

通気性を良くして、土を活性化させるエアレーション。 エアレーションとは、専用の道具を使って芝生に穴を開けることで、芝生の土壌に空気を与え活性化させる、芝生の手入れの一つです。 芝生の土壌は、植えて年月が経過したり、人が歩いて踏み固めると、固 […]

エアレーション 芝生の手入れ
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通気性を良くして、土を活性化させるエアレーション。

エアレーションとは、専用の道具を使って芝生に穴を開けることで、芝生の土壌に空気を与え活性化させる、芝生の手入れの一つです。

芝生の土壌は、植えて年月が経過したり、人が歩いて踏み固めると、固くなってしまい通気性が悪くなってしまいます。そして、通気性の悪くなった土壌では、水はけが悪くなる、芝生の根の妨げになるなど、芝生の成長にはよくありません。

特に芝生は野菜や花などと違い、一度植えてしまうと、芝生を剥がさない限り、土を耕すことはできません。そこで、芝生に穴をあけるエアレーションを行い、芝生の土壌を耕すことで、水はけや土壌の通気性を改善します。

せっか綺麗に育った芝生に穴を開けるのは、心が痛むのですが、エアレーションは、ゴルフ場のグリーンなどでも頻繁に行われているように、綺麗な芝生を維持するのにとても重要な芝生の手入れです。

このページはこんな方におすすめ
  • 土が固くなり芝生が元気に育たなくなった。
  • エアレーションに最適な時期を知りたい。
  • エアレーションの方法を知りたい。
  • エアレーションに使う道具を購入したい。

エアレーションの効果

エアレーション

芝生の根や茎の成長が活発になる

芝生は、根や茎の部分が密集して育つ植物です。土中では、芝生の根や茎の部分が複雑に絡まり、月日が経過すると根が成長しにくくなります。
また芝生の土壌は、雨や人による踏み固めなどで、月日が経つと所に固くなってきます。

このような状態を改善するためにエアレーションを行います。では具体的にどのような効果があるのでしょうか?

エアレーションの効果
  • 穴を開けることで、芝生の根に空気を与え、成長を活発化させる。
  • 穴を開けることで、芝生の通気性や水はけを改善する。
  • 土の中に空気を入れることで、バクテリアの活動を活発化させて、サッチの分解を促す。
  • 穴をあけると同時に、芝生の根を切ることで、根が刺激を受けて成長が活発化する。

このように、エアレーション作業は芝生にとって多くのメリットがあります。

エアレーション作業は、すぐに効果が現れる作業ではありませんが、じわじわと効果が現れて、長期的には必ず報われる作業です。密度が高くて綺麗な芝生を作るために、地味な作業ですが、がんばりましょう。

エアレーションの時期

エアレーション

エアレーションは、芝生の成長期に行うことが基本。

エアレーションは、芝生の根や茎を傷つけることになりダメージを与える作業です。そのため、ダメージからの回復がしやすい芝生の成長期に行うことが基本です。

高麗芝などの暖地型芝生の場合は、梅雨の時期と夏の厚さで芝生が弱っている時期を避けて、4月から5月に行うのが最適です。

エアレーションの作業方法

エアレーション

ローンスパイクやローンパンチを使って芝生に穴をあける

エアレーション作業は、ローンスパイクやローンパンチというエアレーション専用の道具を使用して、芝生に穴を開けていきます。

穴は、等間隔が理想的で、穴の深さは約10cm、穴の間隔は15〜20cmが目安となります。

穴を開けた後は、芝生の根を乾燥させないために、穴に目土を入れます。新しい目土を入れることで、土壌のバクテリアの活動も活発にさせる事ができます。

エアレーションの道具

エアレーション

ローンスパイクやローンパンチを使う。

エアレーションは芝生に穴を開けることができれば良いので、必ずしも専用の道具が必要というわけではなく、他の道具でも代用は可能です。

しかし、ローンスパイクやローンパンチは、エアレーション専用に作られている道具だけのことはあり、作業性に優れています。

ホームセンターなどで、手頃な価格で販売されているので、どちらかを用意しておくことをおすすめします。

↓エアレーションの道具はこちら

この記事を書いた人

庭で芝生を育てる芝生大好きのお父さんです。育てている芝生の種類は「高麗芝」植えてから12年になります。芝生を植えた時に手伝ってくれた子どもたちは大きくなり、今では芝生に興味を示してくれず、仕方ないので一人でコツコツと芝生の手入れをしています。週末は芝生の管理に追われる芝奴隷です。

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