芝生の目土入れの方法

芝生の目土入れ芝生の手入れ

目土入れで、芝生を活性化させる。

目土入れとは、芝生に3〜6mmの厚さで目土をかける、芝生の手入れ方法の一つです。

芝生の土壌を活性化させることで、芝生の発芽を促し密度の高い芝生を作ることができるなど、多くのメリットがあります。

このページでは、主に「芝生を活性化させる」目的で行う「目土入れ」の方法をご紹介しています。芝生の調子が悪い時や、芝生の更新作業時などには、目土入れをしてみましょう。

芝生に目土を入れる目的

芝生

芝生に目土を入れることで、芝生に対して様々なメリットがあります。ではどのような時に「目土入れ」をすれば良いのでしょうか?
目土を入れる目的と効果をいくつか紹介します。

芝生を活性化させる

月日が経過すると土壌の新陳代謝が悪くなってくるので、芝生の床土を活性化したり、サッチの分解を促すために、定期的に目土を入れます。

苔や藻の対策

芝生に生える苔や藻の対策として、部分的に目土を入れることで、苔や藻の発生を防ぐことができます。

芝生の凸凹を直す

芝生に凸凹ができてしまった場合に、凹んでいる部分に目土を入れて平坦にします。

芝生に穴を開けた後の保護

エアレーションやコアリング時にできた芝生の穴に、目土を入れることで露出した根や茎を保護します。

芝生を植える時の保護

貼り芝で植えた時の根の乾燥を防ぐ為、芝生の種を植えた時の乾燥を抑え適温を保つ為など、芝生を植える時にも目土を使用します。

このように、芝生の目土は多くの利用方法があります。

このページでは、主に「芝生を活性化させる」目的で行う「目土入れ」の方法をご紹介していますので、それ以外の目土入れが目的の方は、下記のページも参考にしてください。

目土入れの頻度

芝生の目土

目土入れは数年に一度でも十分。

芝生を活性化するための目土入れは、数年に一度でも十分だと思います。

競技場やゴルフ場のような施設では、年に数回目土入れを行う必要も考えられますが、一般家庭におけるガーデニングレベルの芝生では、多くても1年に1回程度で十分だと思います。逆に、目土入れを頻繁にやりすぎると、芝生の箇所だけが他の部分よりも高くなってしまうのでよくありません。

また、毎年、春の更新作業を行っている方は、エアレーションやコアリングの後に、随時目土入れを行う程度でも十分でしょう。

暖地型芝生の目土入れの時期

3月〜4月初旬(暖地型芝生の成長期の少し前)

寒地型芝生の目土入れの時期

9月〜10月頃(寒地型芝生の成長期の少し前)

高麗芝に適した目土入れの時期

芝生

高麗芝に適した目土入れの時期をご紹介します。凸凹の補修などは随時行ってください。

3月

目土入れに適している時期。
エアレーション、コアリング、サッチングなどの更新作業の後に、目土入れを行います。

4月

目土入れに適している時期。
エアレーション、コアリング、サッチングなどの更新作業の後に、目土入れを行います。

5月

目土入れに適している時期。
芝生の成長が早まるので、目土入れに適しています。

6月

目土入れに適している時期。
芝生の成長が早まるので、目土入れに適しています。

7月

目土入れに適していない時期。
芝生の葉の密度が高まり、隙間に目土が入りにくいため効果が薄い。

8月

目土入れに適していない時期。
芝生の葉の密度が高まり、隙間に目土が入りにくいため効果が薄い。

9月

目土入れに適していない時期。
芝生の成長期がまもなく終わるため、凸凹の補修以外は目土入れを行うことはありません。

10月

目土入れに適していない時期。
芝生の成長期が終わるため、凸凹の補修以外は目土入れを行うことはありません。

目土(目砂)の種類

芝生の目土

目土入れに使用する土は、大きく分けて2種類ありますが、芝生用の目土が、ホームセンターや園芸店で販売されているので、それを使用しても良いと思います。

黒ぼく土

火山灰の地層から採取した上層の土。
有機物を多く含んているため、芝生の目土に適していますが、雑草の種子が混じりやすい、踏まれると固まれやすくなり水はけが悪くなりやすい、などのデメリットもあります。

赤土

火山灰の地層から採取した下層の土。
雑草の種子が少ないが、有機物はあまり含まれていない、踏まれると固まれやすくなり水はけが悪くなりやすい、などのデメリットもあります。粘土質の赤土は目土に向いていません。

目土入れに適している目砂とは

芝生の目砂

排水性に優れている目砂

ホームセンターや園芸店で、排水性のよい山砂・川砂を使った、芝生用の「目砂」が販売されています。

最近では「目土」よりも「目砂」を使用されることが多くなったように感じます。

目砂は、固まらないので芝生の葉の隙間に入れやすく、排水性が優れているため、黒ぼく土や赤土よりも芝生に使用するのに適しています。

ただし、目砂は、保水性や保肥性が低いので、ゼオライトやパーライトなどの土壌改良材を混ぜると良いでしょう。

目土入れの方法

デッキブラシ

まずは、目土か目砂を用意します。ホームセンターや園芸店で販売されている、肥料入りの「芝生の目砂」「芝生の目土」を使えば、施肥も同時に行う事ができます。

目土入れの手順

1.目土・目砂を用意する

雑草の種が混ざっていない山砂・川砂か、販売されている芝生用の目土・目砂を用意します。

2.芝生にふりかける

目土・目砂をふるいに入れて、均一にうすく、芝生全体にふりかけます。

3.芝生に擦り込む

トンボやデッキブラシを使って、芝生に目土・目砂を擦り込みます。

4.凸凹を修正する

芝生に凸凹がある箇所があれば、平らになるように目土・目砂で調整する。

5.水やり

目土入れの作業が終わった後は、水やりをして目土・目砂を落ち着かせる。

目土入れの注意点

目土入れ

グランドレベルが上がるので、やりすぎには注意

芝生の目土入れは芝生の生育にとってメリットが多いのですが、デメリットもあります。それは、目土入れを頻繁に行うと、芝生を植えている場所のグランドレベルが徐々に上がってくることです。

たとえば、毎年2mmずつ目土を入れていくと、10年後にはグランドレベルが現在より5cmほど上がる計算になります。

一度上がってしまったグランドレベルを元に戻すためには、芝生を一度剥がして、土を取り除き、芝生を植え直すことになります。

これから芝生を植える方は、目土入れによってグランドレベルが上がることも考慮して、芝生の計画を立てておくと良いでしょう。

目土入れの道具

トンボ

ふるい・トンボ・デッキブラシ

目土入れに必要な道具は、ふるい・トンボ・デッキブラシです。

ふるいは、目土を芝生にふりかける時に使用します。デッキブラシは、ふりかけた目土を芝生に擦り込むために使用します。トンボは凸凹の補修の時などに、目土を平らにする為に使用します。

いずれの道具もホームセンターなどで、手軽に購入することができます。

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