芝生の雑草と効率的な除草方法

芝生の雑草対策芝生の手入れ

芝生の雑草駆除は、テデトールが基本。

芝生を育てていると、必ず雑草が生えてきます。芝生に生えた雑草は、庭の見栄えが悪くなるだけではなく、本来芝生が吸収するはずだった土壌の栄養分を雑草が奪うため、芝生の成長にもよくありません。

雑草の成長スピードは芝生よりも早く、放置しておくとあっという間に増えていくので、雑草の芽を見つけた段階で、すぐに抜くようにしましょう。

芝生の雑草駆除は、手で抜く(テデトール)が基本です。ただし、放置して増えすぎた雑草を駆除するには、除草剤の使用が現実的な手段となります。

根本的な雑草対策としては、密度の高い芝生を育てることが一番です。芝生の葉の密度が高いと、雑草の種が土壌に定着するのを防ぎ、発芽を防ぐことが出来るからです。

除草の方法

テデトール

雑草の芽を見つけたらテデトールでこまめに抜く

芝生の雑草を手で抜くことを「テデトール」と呼びます。

芝生に映える雑草は、こまめに芝生の状態を確認して、雑草の芽を見つけたらすぐに手で抜くのが一番良い方法です。

雑草が小さいうちは、根も小さいので簡単に手で抜くことができますが、雑草が成長してしまうと根も成長し抜きにくくなるので、早めの駆除を心がけましょう。

除草グッズ

除草グッズ

雑草の駆除を便利にする、さまざまな除草グッズ。

芝生用ではなく、一般の園芸用品として、雑草の駆除を便利にする、さまざまな除草グッズが販売されています。

テデトールをより便利にする商品で、ざまざまなアイデアで作られているのですが、実際はグッズを使うよりも手で抜いたほうが早かったりするので、こればかりは実際に自分で試すほかありません。

いずれの商品も手頃な価格で販売されているので、色々と試してみて、自分にあった除草グッズを見つけてください。

除草剤

芝生の除草剤

手作業では駆除できない場合には除草剤を使う。

除草剤は使わないに越したことはありませんが「すでに雑草が増えすぎてしまったのでテデトールでは駆除できない」などの場合は除草剤を使用することになります。

除草剤の種類には、雑草を生えにくくする効果が数カ月間持続する種類もありますので、週末しか芝生の手入れができない方は、雑草予防として除草剤を使用する方法もあります。

芝生用の除草剤とは

芝生の除草剤

除草剤には使用方法によって選びます。

一般的な除草剤では芝生も枯らしてしまうので、必ず「芝生用の除草剤」を使用します。

芝生用の除草剤は、ホームセンターや園芸店で購入することができますが、商品によって、枯らすことの出来る雑草の種類や使用方法などが異なるので、慎重に選んでください。

茎葉処理剤

茎葉処理剤は、葉に直接かけて雑草を枯らしてしまいます。速効性がありすぐに雑草が枯れますが、効果は長続きしません。

土壌処理剤

土壌に散布することで効果を発揮する除草剤です。除草成分を雑草の根が吸収することで雑草を枯らしてしまう効果があります。また、数ヶ月間にわたって効果が持続するので、雑草予防としても効果が期待できます。成長した雑草にはあまり効果がありません。

除草剤は、面倒なテデトールの必要がなくとても便利ですが、使い方を間違うと芝生そのものを枯らしてしまうことになる上に、除草剤の使いすぎによって、芝生の土壌が悪くなるので、年に2回ほどの使用に控えてください。

↓芝生用の除草剤について詳しくはこちら

雑草の種類と除草方法

芝生に生える雑草には、広葉雑草をイネ科雑草があります。

また、一年で枯れてしまう「一年生雑草」と、根が残り毎年のように芽が生えてくる「多年生雑草」があります。冬でも刈れない雑草もあり、枯れた芝生の中で目立つので、庭の見栄えにも大きく影響します。

スズメノカタビラ(イネ科/越〜1年草)

スズメノカタビラ

分類:イネ科 > イチゴツナギ属 / 一年草(越年草) イネ科雑草
英名:Winter grass, Annual Bluegrass
学名:Poa annual
原産:ユーラシア原産

芝生に生える代表的なイネ科の雑草

スズメノカタビラは、芝生の生育条件を好むために、芝生によく発生する雑草です。秋に生え始めて冬を越します。温暖な地方では一年中発芽して生長し、花を咲かせて種を作るので、完全な駆除が困難な雑草といわれています。

スズメノカタビラを見つけたら、生長する前に抜き取ってしまうのが得策です。増えすぎた場合は除草剤も使用しながら駆除をしてください。

↓スズメノカタビラの詳細はこちら

カタバミ(広葉雑草 多年草)

カタバミ

分類:カタバミ科 > カタバミ属 / 多年草 広葉雑草
英名:Creeping Oxalis, Creeping Woodsorrel
学名:Oxalis corniculata L.
原産:日本原産

クローバーによく似たカタバミ科の雑草

カタバミは、繁殖力が強く、完全に駆除するのが難しいことで有名な雑草。人の手が加わった場所を好んで生息する特性を持ち、普段の生活でよく見かける雑草です。

カタバミを手作業で駆除したい場合は、根が深くに伸びる前に完全に抜く必要があります。根を残した場合は、そこから再びカタバミが生えてくるからです。

↓カタバミの詳細はこちら

シロツメクサ(クローバー)

シロツメクサ

分類:マメ科 > シャジクソウ属 / 多年草 広葉雑草
英名:White clover
学名:Trifolium repens L.
原産:ヨーロッパ原産

クローバーと呼ばれる芝生によく生える雑草

シロツメクサは、芝生によく発生する雑草です。クローバーと呼ばれる方が一般的です。地上の部分だけ引き抜いても、根から再生するために、完全な駆除が難しい雑草です。

そのため、一度芝生に生えて繁殖してしまうと、手作業での除草は困難となるので、イネ科は枯らさずに広葉雑草を枯らすことができる除草剤を使って駆除します。

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メヒシバ(イネ科/1年草)

メヒシバ

分類:イネ科 > メヒシバ属 / 一年草 イネ科雑草
英名:Summergrass, Southern Crabgrass
学名:Digitaria ciliaris Koel
原産:日本、アジアの熱帯〜温帯地域原産

芝生に生える夏の雑草

メヒシバは、夏になると生えてくる雑草です。漢字では「雌日芝」と書くように、日当たりの良い芝生によく生えてきます。

オヒシバに比べて細くて柔らかい見た目をしていますが、メヒシバの方が完全な駆除がしにくくて厄介な雑草です。種を付けてしまうと周囲に繁殖してしまうので、生えてこないための予防と、早めの除草作業で、繁殖させないことが重要となります。

↓メヒシバの詳細はこちら

コニシキソウ(トウダイグサ科/ 一年草)

コニシキソウ

分類:トウダイグサ科 > ニシキソウ属 / 一年草 広葉雑草
英名:Spotted spurge
学名:Euphorbia supina
原産:北アメリカ原産

放射状に繁殖する匍匐茎が厄介な雑草

コニシキソウ(小錦草)は一年生の広葉雑草で、日本全国に分布していて、道ばたや畑、庭などによく生えています。花壇やプランターにも生えるので、ガーデニングをしていればよく見かける雑草です。もちろん芝生にもよく生えてくる雑草です。

匍匐茎が放射状に広がって行き、節から根を出し地面に張り付きながら成長するので、駆除するのが厄介です。除草剤を使用する場合は、根や茎から浸透して雑草を枯らす「移行型」の除草剤が有効です。

↓コニシキソウの詳細はこちら

ハマスゲ(カヤツリグサ科/多年草)

ハマスゲ

根茎や匍匐茎を持つ雑草で、抜きにくくて根から完全に駆除するのが難しい雑草で、除草剤などを使用して駆除します。


オヒシバ(イネ科/1年草)

オヒシバ

春から夏にかけて芝生に生える雑草。放置しておくと高く育ってしまい、根も太くなり抜きにくくなるので、小さいうちに抜き取ります。

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