徐々に手入れの回数が減っていきます
9月になっても芝生の葉は依然として綺麗な緑の状態を保っていますが、9月の後半になるにつれて気温が下がりはじめることで、徐々に成長スピードが衰えていきます。
高麗芝の生育温度は、25°C~30°Cなです。気温が下がり芝生の成長スピードが衰えるにつれて、芝生の手入れの回数も少なくなりますが、芝刈りや水やりなどは、まだまだ頻繁に行う必要があります。
このページでは、一般的な芝刈りや水やりの回数を紹介していますので、実際の芝生の状態を観察して手入れの回数を調整してください。
9月:高麗芝の芝張り
生育温度が25°C~30°Cの高麗芝にとって、9月は植えるのに適している時期となります。
9月後半になり涼しくなってくると芝生の根付きがほとんど出来ないまま、休眠期に入ってしまうので、なるべく早めに芝生を植えるようにしましょう。
芝生が根付くまでは、芝生を乾燥させないように、こまめな水やりを心がけてください。
また、この時期に芝張りをした場合は、完全に根付く前に芝生の休眠期に入りますので、冬の間はなるべく芝生の植えを歩かないなどの養生が必要となります。
9月:高麗芝の水やり
気温が低くなり始め、8月に比べて水やりの回数も減ってきますが、依然として週1~2回を目安に水やりが必要となります。晴れた日が続き、芝生が乾燥するようであれば、適時水やりを行ってください。
芝生はが水不足になると、葉が丸まって細くなってくるので簡単に見分けることができます。
芝生の水やりは、地中までたっぷりと染み込ませることがポイントです。表面が濡れる程度の水やりでは、地面に染み込む前に水が蒸発してしまうので、水やりの際には、たっぷりと芝生に水を与えてください。
9月:高麗芝の芝刈り
芝生が伸びるスピードは徐々に衰えてきますので、芝刈りの回数も徐々に減らしていきます。月に1回〜2回を目安に20mmの芝高で芝刈りをしてください。
芝生は、短く刈られることで横に成長を始める性質があるため、芝刈りの頻度を増やすことで、密度の高い芝生を作ることができます。密度が高くなった芝生は、雑草の定着を防ぎ、除草作業の手間が少なくなるなどのメリットがあります。
芝生は、こまめに芝刈りをすることで、密度が高くて綺麗な芝生を作ることができます。この時期に芝生を伸ばしすぎると、病害虫の原因となりやすいので注意が必要となります。
9月:高麗芝の肥料
9月は、芝生の肥料に適している時期です。この時期にしっかりと栄誉分を蓄えて、冬を乗り越える準備をしておきましょう。
この時期の高麗芝には、リン酸とカリウムが多めの肥料を与えます。肥料に含まれるカリウム成分は、芝生の擦り切れや病害虫に対する強さを強める効果があります。
肥料を与えた後は、肥料を土に馴染ませるために水やりをしっかりと行ってください。
9月:目土入れ
高麗芝の成長期がもうすぐ終わるため、9月は高麗芝の目土入れに適していない時期です。芝生の凸凹や部分補修などに目土入れを行う以外は、目土入れを行いません。