日本で一番育てやすい高麗芝

高麗芝芝生の種類と比較

日本の気候に適した高麗芝

高麗芝は、日本で最も植えられている芝生の種類です。

日本では、北海道・東北地方以外での地域でよく植えられており、日本の気候に最も適した日本芝(暖地型)の一種です。

高麗芝の成長期は3月から9月で、8月が最もよく育つ成長期になります。24℃〜30℃が生育温度となっており、10月から3月にかけては「休眠期」に入るので、成長はせずに、茶色く枯れてしまいます。

こまめな芝刈りで密度の高い芝生を作る事ができ、西洋芝に比べて乾燥や病気に強い特徴があります。

高麗芝とは

高麗芝

暖地型日本芝の一種

高麗芝は、イネ科の多年草で、暖地型芝生のグループに含まれる日本芝の一種。
学名は「Zoysia.matrella」といいます。日本の在来種で、別名は朝鮮芝とも呼ばれています。

高麗芝は、日本・中国・東南アジアにかけて広く生育しています。
地上部分と地下部分に「ほふく茎」があり、草丈は4.5cm〜11cmほどで、匍匐茎で繁殖します。

じつは「Zoysia.matrella」の正式名称は高麗芝ではなく「コウシュンシバ」なのですが、一般的には「Zoysia.matrella」が、高麗芝として流通しています。
本来のコウライシバ「Zoysia.tenuifolia」となります。

高麗芝の特徴

枯れた芝生

春から秋に成長、冬は枯れる高麗芝。

高麗芝は、元々日本に自生していた種類なので、多くの芝類の中で、日本の気候にもっとも適した特性を持っています。

生育温度は25℃~30℃。春〜秋にかけて育ち、冬には茶色く枯れてしまいますが、春になると新しい新芽が出てきて、再び美しい緑を芝生を作ります。

伸びる速度が比較的に遅く、最も成長する時期でも、週1回程度の芝刈りで間に合うため、西洋芝に比べてメンテナンス性に優れます。
また、乾燥、日陰、湿度、病気にも強いので、日本の一般家庭では一番多く植えられています。

踏み圧にも強く、上記のようにメンテナンス性に優れているため、公園、グランドなどの緑化やゴルフ場のグリーン、サッカー場など競技場でもよく使われる芝草です。

高麗芝(Zoysia.matrella)の特徴
  • 日本の暑さや湿気に耐えることができる
  • 西洋芝に比べて病気や乾燥に強いので育てやすい
  • 西洋芝に比べて伸びにくいので、芝刈り回数は少なくてすむ
  • 4月から9月に成長し、冬は茶色く枯れてしまう
  • 葉が硬いので、踏み圧に強い
  • 北海道や東北北部では育てることは出来ない

高麗芝の手入れ

芝刈り

芝刈り、水やり、雑草対策が基本

他の芝草と同様に、芝刈り、水やり、雑草対策がメンテナンスの基本となります。

成長期の始まる少し前の3月から、サッチングやエアレーションなどの更新作業をはじめます。
4月からは徐々に手入れが必要となり、夏が最も手入れに手間がかかる時期となります。
10月以降は休眠期に入るため、芝生の手入れをする必要はありません。

高麗芝の入手方法

芝張り

高麗芝は、ホームセンターや園芸店で購入できる。

高麗芝は、マット状の切り芝で販売されていますので、それを購入して植えることになります。
発芽率が低い種類のため、種での販売は見かけません。

高麗芝の切り芝は、ホームセンターや園芸店の店先でよく売られているので、入手するのに不都合はありません。

ネット通販で購入も出来ますが、通販は送料が必要となり結果的に価格が高めになってしまうので、近くのお店で購入したほうが経済的です。

購入する時は、なるべく状態の良い切り芝を選んで購入しましょう。

高麗芝の豆知識

最近、高麗芝を品種改良した、TM9(ティーエムナイン)が注目されています。

高麗芝に比べて成長が遅いのが特徴で、芝刈りの回数が、年2回(春と秋)で済むという、芝刈りに手間がかからない品種です。

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