庭全体を芝生にしたいと考えています!
はじめまして。最近、庭付きの一戸建てに引っ越してきました。庭全体を芝生にして、緑いっぱいの空間にしたいと考えています。芝生は憧れだったのですが、いざ庭づくりを始めるとなると、どんなデザインにすればいいのか迷ってしまいます。芝生を張る以外のスペースは、どのように活用すればおしゃれな庭になるのでしょうか?具体的なアイデアや、デザイン例などを教えてください!リビングから続くウッドデッキも設置したいと思っているので、ウッドデッキと芝生の組み合わせ方も知りたいです。また、芝生の手入れ方法も教えていただけると嬉しいです。
芝生と植栽を組み合わせた庭
庭全体を芝生にする場合でも、植栽を組み合わせることで、より変化に富んだ、魅力的な空間になるでしょう。
庭の周囲に植栽を配置
建物の周囲や庭の境界線に沿って、低木や高木を植えることで、芝生の緑を引き立て、奥行きのある庭を演出できます。シンボルツリーとなるような、印象的な高木を植えるのも良いでしょう。
樹種 | 特徴 |
---|---|
シマトネリコ | 成長が早く、明るい緑色の葉が美しい。 |
アオダモ | 白い花が咲き、秋の紅葉も楽しめる。 |
ソヨゴ | 常緑樹で、赤い実をつける。 |
ヤマボウシ | 白い花が咲き、秋の紅葉も楽しめる。 |
カツラ | ハート型の葉が特徴。秋には黄葉する。 |
花壇を設ける
芝生の中に花壇を設けることで、季節の花々を楽しむことができます。レンガや石材で花壇の縁取りをすることで、芝生との境界線が明確になり、美しい景観を作れます。
花の種類 | 特徴 |
---|---|
バラ | 色や形が豊富で、華やかな雰囲気を演出できる。 |
チューリップ | 春を代表する花。 |
ラベンダー | 紫色の花が美しく、香りも楽しめる。 |
アジサイ | 梅雨の時期に咲く花。 |
ヒマワリ | 夏の庭を明るく彩る。 |
鉢植えを置く
移動可能な鉢植えは、庭の雰囲気を簡単に変えられます。季節の花や観葉植物を置くことで、彩りを加えましょう。
芝生と hardscape を組み合わせた庭
芝生と hardscape を組み合わせることで、機能性とデザイン性を両立できます。
庭に小道を作る
飛び石やレンガを敷いて小道を作ることで、芝生を傷めずに庭を歩くことができます。小道のデザインによって、庭に変化をつけることができます。
素材 | 特徴 |
---|---|
飛び石 | 自然な雰囲気を演出できる。 |
レンガ | 様々な色や形があり、デザインの幅が広い。 |
コンクリート平板 | 耐久性が高く、モダンな雰囲気に合う。 |
ウッドデッキを設置する
芝生に面してウッドデッキを設置することで、リビングの延長として庭を楽しむことができます。ウッドデッキの上で食事をしたり、くつろいだりするのも良いでしょう。
ウッドデッキと芝生の組み合わせ方
- 段差をつける: ウッドデッキを芝生より一段高くすることで、空間にメリハリが生まれます。
- 芝生をウッドデッキに近づける: 芝生をウッドデッキのすぐ近くまで張ることで、一体感のある空間に仕上がります。
- ウッドデッキの一部を芝生にする: ウッドデッキの一部に芝生を埋め込むことで、自然な雰囲気を演出できます。
パーゴラを設置する
パーゴラを設置することで、日陰を作り、快適な空間を作ることができます。つる性の植物を絡ませれば、緑のカーテンとしても楽しめます。
芝生と水場を組み合わせた庭
水場は、庭に涼しげな雰囲気を与えてくれます。
池を作る
庭に池を作ることで、水辺の植物や魚を楽しむことができます。水の音は心を癒し、リラックス効果も期待できます。
流れを作る
石やレンガを使って流れを作ることで、水の流れを楽しむことができます。水の流れは、庭に動きを与え、変化のある空間になるでしょう。
芝生の種類
種類 | 特徴 | 育てやすさ |
---|---|---|
高麗芝 | 日本で最も一般的な芝生。暑さに強く、踏圧にも強い。 | 易しい |
西洋芝 | 美しい緑色で、葉が細く密生する。寒さに強いが、暑さに弱い品種もある。 | 普通 |
野芝 | 日本の在来種。丈夫で、日陰にも強い。 | 易しい |
姫高麗芝 | 高麗芝よりも葉が細く、密生する。 | 普通 |
TM9 | 病気に強く、成長が遅い。 | 易しい |
芝生の育て方
芝生の張り方
- 土壌改良: 土壌改良剤や堆肥などを混ぜ込み、水はけの良い土壌を作ります。
- 芝張り: ロール芝を隙間なく並べていきます。
- 目土入れ: 芝生の間に目土を入れ、芝生を安定させます。
- 転圧: ローラーなどで転圧し、芝生と地面を密着させます。
- 水やり: 十分に水をやり、根付くまで乾燥させないようにします。
芝生の管理方法
作業 | 時期 | 方法 |
---|---|---|
芝刈り | 生育期(4月~10月) | 芝刈り機で、芝の長さを3~5cmに保ちます。 |
水やり | 特に夏場 | 朝夕にたっぷりと水をやります。 |
肥料やり | 春と秋 | 芝生用の肥料を適量与えます。 |
エアレーション | 年に1~2回 | 土に穴を開け、空気の通りを良くします。 |
目土入れ | 年に1~2回 | 目土を入れ、芝生の表面を平らにします。 |
病害虫対策 | 発生時 | 薬剤散布などを行います。 |
サッチング | 年に1回 | サッチ(枯れた芝生や根)を取り除きます。 |
まとめ
芝生を活かした庭のデザインは、植栽、hardscape、水場などを組み合わせることで、多様な表現が可能です。
- 庭の環境に合った芝生を選び、日当たりと排水性を確保しましょう。
- 土壌改良を行い、芝生の生育を促進しましょう。
- 定期的な管理を行い、美しい芝生を維持しましょう。
これらのポイントを踏まえ、ご自身の好みに合った庭を作ってみてください。